エントツ設置工事がスタートしました

2015年春初めて村を訪問しました。その時村のドクターから「村人に一番多い病気は眼と喉の病気、原因はカマドから出る煙と農作業での土埃」そう聞きました。

その時から私達は、カマドの煙を無くすため研究を重ね、村訪問の度に新しいカマドの試作品を造って来ました。そして、2017年春に煙の出ないカマド造りに成功しました。

2018年春、「全てのお家に煙の出ないカマド」をスローガンに、村の104軒のお家の煙突工事をスタートし、半分の52軒の工事が終わりました。

残りも来年春までの工事終了を目指して、夢広パタンジェのメンバーが頑張っています。

煙突はカトマンズで注文して、数回に分けて村まで運びました。

一番目のエントツ設置工事には、多くの村人が見学に訪れました。

目の悪い夫人のお家にも煙突が付きました。

これからは煙が目に染みることもなくなります。

ダムラジュ君のおじいさんは、自分で煙突工事をしました。

煙突の配布風景、事前に各家々を回り何本のエントツが必要か調査しました。

新しいカマドに煙突が付きました。

新しいカマドに煙突が付いて、嬉しそうなお婆ちゃん。

子供たちの間では、エントツ遊びが広まっていました。