この度、神戸市のNGO「CODE海外災害援助市民センター」にご協力いただき、パタンジェ村に「耐震住宅のモデルハウス」を建設することになりました。
2016年5月、ネパール地震から1年が経過したパタンジェ村に訪問して震災復興の様子や、今までのプロジェクト推進の経過を確認してきました。
全壊のお家11軒の内、1軒は自力で再建の準備が進んでいましたが、残りのお家は今も粗末な仮設での生活が続いていました。 仮設の中は土間の状態で、板1枚の壁からは隙間風が入り、冬の寒さの中厳しい状況が想像出来ました。
中には赤ちゃんもいる家庭もあって、本当に気の毒で涙がこぼれました。
仮設小屋の屋根、支援物資のトタン屋根やブルーシートを活用しています。
仮設小屋の前で、プレゼントした縄跳びをする、若い元気なお母さん
仮設住宅の入り口
小さなお子さんが居る家庭も、仮設での生活が続いています。
仮設小屋の一つ
壊れた家の前で飼われていた、ヤギたち
2015年秋「夢広の会」のメンバーが震災後初めてパタンジェ村に行き、被害の状況や復興の様子を調査した来ました。国からの支援の手はいまだに届かず、全壊の家は手付かずの状態で、今の仮設での生活が続いています。
また春のサポート活動のその後も、確認してきました。
全壊の家の内部は、今も手付かずの状態です
今回の地震でお家が全壊した
ザヤ・バハドールさん、仮設小屋の前で
ブルーシートを利用した仮設小屋
「夢広の会」では、ネパール大地震の被災地パタンジェ村に対して、義援金の募集や現地へ救援物資を送ったり、復興のために支援を続けて行きます。(支援金募集はこちら)
4/25のネパール大地震に続き、5/12のM7.3の余震により震源地に近かったパタンジェ村に大きな被害が出ました。現在54世帯約250名の村人が野外での生活を強いられています。
■2015/08/02~03
長野に研修に来ているパタンジェ村の人達と、震災復興に関するサポートについて話し合いました。
その時、会から送ったブルーシートがとても役立っていると、感謝の言葉をいただきました。
9/29~10/8に「夢広の会」のメンバーが、村に訪問して復興支援についてサポートします。
美ヶ原に「夢広の会」メンバーが行って、パタンジェ村の人達と復興支援について話し合いました。
メンバーの説明を熱心に聞く青年達
■2015/05/23
地震の被害が大きかったパタンジェ村の54世帯に対して、各世帯あたり1枚ブルーシートを配布しました。
村人から感謝の言葉が届きました。
村の広場でブルーシートを配布
村人達もとても喜んでくれました